旧暦の8月朔日(現在では9月1日)に、生まれて初めてこの日を迎える男の子の家では、たくさんのワラ馬(女の子の家は団子雛)を作り、座敷に飾ってわが児の生育を祝福していました。 ワラ馬には紙で作った武者人形を乗せ有名な武将の名前を書いた旗を背負っています。 (団子雛は米の粉を蒸した団子を彩色して雛人形にしたもの)ワラ馬や団子雛は、一夜明けた9月2日早朝、近所の子どもに配るのが習わしになっています。