あしや砂像展2022

あしや砂像展

開催概要

令和4年10月28日(金)~11月13日(日)
10時~21時
入場は20時半まで

会場:芦屋海浜公園レジャープールアクアシアン内特設会場

料金:当日:大人 500円 小中学生 200円
※未就学児童無料
※高齢者・障がい者には割引あり

先行販売所:コンビニエンスストア ローソンチケット(Lコード81552)
      ファミリーマート:e+(イープラス)
      セブンイレブン:セブンチケット
      町内公共施設 芦屋町産業観光課、芦屋町観光協会、
      マリンテラスあしや

先行販売所:コンビニエンスストア
ローソンチケット(Lコード81552)、ファミリーマート:e+(イープラス)、セブンイレブン:セブンチケット
町内公共施設 芦屋町産業観光課、芦屋町観光協会、マリンテラスあしや

平日のイベント紹介

音と光のショー
平日:19時、20時(2回)
土日祝:20時から
音と光と砂像のコラボレーション!
ライトアップ
18時頃から
昼間とは違う、幻想的な砂像をご覧ください!。

土日のイベント紹介

自衛隊太鼓演奏
航空自衛他芦屋基地太鼓部「鼓道」による迫力の太鼓演奏。11時、14時の2回

●公開砂像制作

砂像ができあがる過程を、目の前で見ることができます。

子ども縁日
宝釣り、射的、クイズラリーが楽しめます。10時〜15時
景品がなくなり次第終了します。

ステージイベント
サックスや金管楽などの生演奏をお楽しみください。
18時30分~19時00分

仮装イベント
今年のテーマ「乗りもの」もしくはハロウィンにちなんだ
仮装をして来場してくれた方は、入場料が無料に!
さらに、仮装してきた方先着100名に、場内売店で利用できる300円分の割引券を進呈!
※3点以上を身につけて仮装し来場した方が対象。

打ち上げ花火
音と光のショー終了後に、打ち上げ花火を行います。

イベント

展示砂像紹介

①古代の乗りもの・・・ファンタジー(空想の世界)バグラト・ステパニャン
 皆さん想像してみてください。人類の歴史で一番古い乗りものは何でしょうか?
人類は長い間、様々な乗りものを発明してきました。作品は古代の乗りものとして、童話やファンタジーの世界を再現しました。恐竜に乗っているのは観光客、象に乗っているのは兵士、オオカミに乗っているのは物語の主人公です。見ていると空想の世界に入り込み、なんだかワクワクした楽しい気持ちになる不思議な世界が広がっています。

②水上の乗りもの・・・葦船から船まで廣岡佳
 水上での最初の乗り物は、古代エジプトのパピルス(湖沼の岸などに野生するイネ科の大型多年草)で作った葦船や巨木を刳りぬき一本の木で成形された丸木舟と言われています。その後、人類は帆に風を受けると移動できる推進力を発見し、船は時代とともに進化していきます。作品では外の世界との交易を拡大させた大航海時代の大型船と草船や丸木船を対象的に表現しました。

③ 陸上の乗りもの・・・馬車と自転車マリエレ・ヒーセルス
 モーツァルトは、1760年代、ドイツやフランス、イギリスなどの遠方へ演奏旅行に出かけました。その際、馬車を利用して周遊していたようです。馬車は4000年もの長い間移動手段として人類を支えてきた重要な乗りものです。
 馬車で移動したモーツァルトの演奏旅行は蒸気自動車が現れる前夜のことでした。同じころ、自転車はドイツのカール・フォン・ドライス男爵が人力二輪車を発明し、足で地面を蹴って前に進んでいました。この自転車は、トライジーネと呼ばれ二輪自転車の起源とされています

④ 蒸機機関車・・・産業革命による近代化ブルース・フィリップス
 人類は長い間、馬の力を動力源として利用してきましたが、蒸気機関の発明により動力の形は大きく変わります。蒸気機関は、スチームの爆発力を活かし機械的仕事に変換する仕組みで、産業革命において重要な発明とみなされています。煙をモクモクとはきながら進む蒸気機関車は変革の象徴と言えるでしょう。蒸気機関を実用化したジェームズ・ワットは、従来活躍していた馬に注目し、物を動かす力として「馬力」という単位を制定しました。

⑤ 電車と新幹線・・・電気による革命の時代へ!ギ・オリヴィエ・ドゥボー
 関門トンネルから出てきているのは、新線とブルートレイン(はやぶさ)です。電車は、電気でモーターを回転させ、その回転する力を車輪に伝えてレールの上を走ります。蒸気の力は電気のカに置き換えられ、電車は人々の移動手段になりました。中でも新幹線の開発でより早く安全に輸送することが可能となり、日本が世界に誇る乗りものになりました。また、関門鉄道トンネルは、世界最初の海底トンネルで、戦時下で石炭物資の輸送の一躍を担いました。

⑥ 豪華客船と関門橋・・・世界の玄関口 関門海峡レオナルド・ウゴリニ
 福岡県北九州市門司区と山口県下関市との間に関門海峡があります。この海峡は昔から、会場交通上の重要な水路となってきました。海峡を跨ぐ関門橋には高速道路が通り、その下を豪華客やコンテナ船が往来し、海底では関門トンネルを人、自動車、新幹線が通っています。このように様々な乗り物が多く行きかいする関門海峡は、世界でたぐいまれな交通の要所です。

⑦空の乗りもの・・・ライトフライヤーから航空産業へ大工園 望
 人は空への憧れから、初め熱気球や飛行船を開発しました。その後、1903年(明治36年)ライト兄弟のライトフライヤー号が人類史上初めて有人動力飛行に成功します。飛行機はその後より早くより遠くに飛べるように改良が重ねられ、現在ではジェット機による、旅客や物資の大量輸送が可能となりました。
 作品は北九州空港の様子で、現在(2019年度)で年間約170万人を超え、この地域の空の玄関口として、大きな役割を担っています。このコロナ収束後も、首都圏からの移動客や海外の旅行客など多くの利用者が期待されます。

⑧未来の乗りもの・・・サイエンスフィクション・スマートシティや宇宙旅行の時代へエヴァ スズコ・マグリュー
 近い将来、私たちの暮らしはどのように発展しているでしょうか。ITや環境技術を駆使してより効率的で環境に配慮した都市空間(スマートシティ)の開発が進められています。その中で乗りものについても、AIを活用した自動運転化や移動の効率化を図る技術でスマートモビリティやエアモビリティに移行しつつあります。また、宇宙開発の発展も目覚ましく民間人も自由に行き来できるようになりました。私たちにとっても宇宙旅行が身近になる時代が迫っています。

⑨ 働く乗りもの・・・ファンタジー(重機と恐竜)ジョヘン・タン
 工業が発展し、地域開発が進むと、多くの工事現場でショベルカーやクレーン車の働く姿を見ることができます。その大きく力強い勇壮な姿に、幼いころ恐竜と重ね合わせて想像した方も多いでしょう。例えるなら、クレーン車は首の長いブラキオサウルス、フォークを付けた油圧ショベルは大きく口を開けたティラノサウルスです。沢山の重機が働く工事現場は、まさに恐竜が生きていた時代を彷彿させます。

⑩陸蒸気・・・日本初の鉄道開業大工園 昭則
 1872年(明治5年)日本最初の鉄道が、新橋~横浜間で開業し、今年で150年を迎えました。鉄道開業を機に、日本の交通事情が大きく様変わりしました。煙を吹き上げながら蒸気機関車が走る様子は、まさに文明開化の象徴でした。
 その実現に中心的な役割を果たしたのが、佐賀藩出身である大限重信です。軍事上の問題で高輪の地が鉄道を通せないとの問題に対し、「睦蒸気を海に通せ(陸ではなく、海の上を通そう)」と大胆な発想で、田町~品川間の海上に約2.7kmの堤袋を築きその上に線路を通しました。その大限重信も、今年没後100年を迎えています。

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